• 木造解体工事

木造の解体工事について

各構造の中で取り扱い件数、および対応している業者さんが最も多いのが「木造」です。主に重機を使った「機械解体」が主流で、現場の状況によっては手作業による「手壊し工事」が必要になる場合があります。

一般的に木造家屋の解体は、新築や土地売却、借地返却などをきっかけに行うケースが多く、解体工事はその後の土地活用や次の工事に関わる前段階として重要な工程と言われています。

木造の解体工事について

木造解体工事のポイント

お見積り・スケジュールの管理

施工を始める前に工事範囲を明確にしておくことが、重要なポイント。解体工事は、建物の立地環境や構造、広さ、お客様のご要望などに合わせて費用が決まるため、見積りがとても大切なのです。
当社では、見積りした費用と実際にかかった費用との差を最小限にするため、現地調査やヒアリングを十分に行っています。

工事の日程や期間は、建物の構造や立地環境によって異なります。また工事を始める前に、自治体への申請や届け出、近隣の方々へのご挨拶などが必要なため、ある程度期間に余裕を持ってご依頼いただくことをお勧めします。

地中障害物による追加工事

地中に埋没している、以前の建物の基礎や浄化槽のことを「地中障害物」といいます。これは地中に埋まっているため、工事を進めていかなければ、正確にはわかりません。

そのため、地中障害物については、発見する度に追加費用がかかりますので、ご了承ください。建築図面などをお持ちの方は、確認する際に役立ちますので、もし心当たりのある方は、事前にご準備ください。

産業廃棄物の処理

解体工事で発生した産業廃棄物の処理も、当社にお任せください。産業廃棄物収集運搬業許可を保有している当社は、適切に処理することができます。

さらに、日常的に発生した生活ゴミや、残置物の処理も行いますので、安心してお任せください。

木造解体工事のポイント

木造解体の方法

機械解体

機械解体

機械解体であれば、一般的な2階建て30坪前後の木造家屋を解体するのに必要な工期は2週間前後です。なお、基本的に重機は公道を走ることができません。そのため、重機解体を行うには、トラックで重機を搬送する必要があり、十分な道幅がないと回送作業ができず「手壊し工事」が必要になる場合があります。

手壊し工事

手壊し工事

「隣の家との距離が近い」「重機が搬送できない」など、現場の状況によっては、「手壊し工事」が必要になるケースがあります。手壊しによる解体工事は機械解体に比べて工期が長くなるため、人件費などの費用は割高です。さらに、解体工事では大量の廃材が出るため、廃材を回収するトラックが近くに止められない場合は廃材の搬送も手作業になるので、職人さんたちの負担が大きくなります。

木造解体の流れ

STEP1 現地調査を行う

解体業者は工事を始める前にあたって、まず現地調査を行ない、建築物とその周辺の状況を調べ解体方法を選定します。これはRC造の建築物の構造や規模が、近隣周辺住民に対して影響を与えてしまうからです。

現地調査を行うことによって必要になる重機のスペック、運搬用のダンプカーの出入りに伴う時間調整、アスベストに対する対策などを選定していきます。

STEP2 近所の方への挨拶を行う

現地調査終了後、関係各所に対して届け出や契約の締結を終了させると同時に、近所の方への挨拶を行ないます。RC造の建築物は構造が堅牢なため工事に関わる騒音や振動、運搬用のダンプカーなどの大型車両の出入りなどを口頭で説明し、挨拶を行なって理解を得る必要があります。これは近隣住民とのトラブルを回避し工事を速やかに終了させるために行なう、欠かせない方法の一つなのです。

STEP3 足場や養生シートを設置する

現場調査や近隣への挨拶後、いよいよ具体的な工事方法に取り組んでいきます。まずは、足場や養生シートの設置になります。特にRC造の建築物は、コンクリートを壊す際に発生する粉塵の飛散を防ぐためにも、足場や養生シートの設置には細心の注意を払う必要があります。工事の安全面を考慮する上でも「もしも」の事態を完全に払拭するため、万全を期してこの作業を行ないます。

STEP4 建物内部解体を行う

足場、養生シート設置後、建物内部の解体を進めていきます。内部解体を行う際に気を付けたいのが、廃棄物の種類ごとの選別です。ここでは一般廃棄物扱いや再資源化への選別などと併せて所有者への確認が求められます。また吹き付け石綿の除去など特定建設資材の処置も必要です。これらの工程を完了させるために圧砕機やブレーカーなどの重機を使用しつつ、人手を配って建物内部解体をすすめていきます。

STEP5 上屋解体を行う

建物の内部解体が終了したら上屋解体を行います。方法としては間仕切り壁を撤去し上階の上スラブの撤去、屋根の撤去と続いて最後に外壁を撤去します。またコンクリート破砕の際に多量の粉塵が発生するため、大量の水の散水も必要になります。上屋解体は細心の注意と配慮が求められます。

STEP6 基礎の解体を行う

上屋の解体後、基礎の解体です。基礎という部分はその建物を長年に渡って支え続けていた部位です。当然ながら基礎を構成する鉄筋やコンクリートの厚みと梁せいが大きく、そしてそれらが地中にあるため工事に膨大な費用のかかる場所となります。

STEP7 地中障害物の解体を行う

地中障害物の解体は、解体工事の最終段階に入る方法になります。地中には基礎以外に浄化槽や便槽、水道管、地中杭といったものもあり、それらは全面撤去しなければなりません。また便槽などの汚物抜き取りの際には消毒も行う必要があります。

STEP8 埋戻して整地する

RC造の建築物の解体工事は、埋戻して整地し、更地にすることによって完了します。工事によって発生した廃棄物や搬入した機器、仮設等を撤去して埋戻しを行ない、整地して現状に回復します。埋戻し工事はRC造の建築物の基礎部分が大きいため必要になります。重機を用いて転圧を施し、丁寧に原状回復へ進めます。

木造解体工事 施工事例

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