空き家の解体工事
当社は、空き家の解体工事にも対応しております。空き家を所有していると、建物や庭を定期的に管理する必要があり、それを放置していると近隣住民や役所からクレームが来てしまいます。そのことを考えると、早めに空き家を解体することで、管理し続ける必要がなくなります。
空き家の解体は、みなさまが心地よい生活を送れる第一歩です。現状、どうしたらいいか分からず放置しているという方も、まずは当社までご連絡ください。
空き家を解体する必要性
倒壊やそれに伴う建材の飛散
空き家の解体が必要な理由は、倒壊やそれに伴う建材の飛散などにより、人に怪我をさせてしまう危険性があり、その場合、全責任を所有者が負担することになるからです。そのようなことが起こらないよう、利用する予定が一切無い場合は、選択肢の一つとして、一度空き家を解体することをご検討ください。
更地後の土地売却
一般的に、老朽化した建物が建っている土地よりも、更地になっている土地の方が、比較的高額で売却することが多いです。土地を探している方にとっては、老朽化した空き家が建ったままだと、建物の解体にかかる費用や時間、手間を負担する必要があるため、更地のほうが購入される可能性が高くなります。
老朽化した空き家が残されている「古家付土地」で販売する方が、売却までに時間がかかり、価格も低くなってしまう傾向がありますので、売却をお考えの方は空き家の解体をご検討ください。
空き家(木造)の解体方法
機械解体
機械解体であれば、一般的な2階建て30坪前後の木造家屋を解体するのに必要な工期は2週間前後です。なお、基本的に重機は公道を走ることができません。そのため、重機解体を行うには、トラックで重機を搬送する必要があり、十分な道幅がないと回送作業ができず「手壊し工事」が必要になる場合があります。
手壊し工事
「隣の家との距離が近い」「重機が搬送できない」など、現場の状況によっては、「手壊し工事」が必要になるケースがあります。手壊しによる解体工事は機械解体に比べて工期が長くなるため、人件費などの費用は割高です。さらに、解体工事では大量の廃材が出るため、廃材を回収するトラックが近くに止められない場合は廃材の搬送も手作業になるので、職人さんたちの負担が大きくなります。
空き家解体の流れ
STEP1 現地調査を行う
解体業者は工事を始める前にあたって、まず現地調査を行ない、建築物とその周辺の状況を調べ解体方法を選定します。これはRC造の建築物の構造や規模が、近隣周辺住民に対して影響を与えてしまうからです。
現地調査を行うことによって必要になる重機のスペック、運搬用のダンプカーの出入りに伴う時間調整、アスベストに対する対策などを選定していきます。
STEP2 近所の方への挨拶を行う
現地調査終了後、関係各所に対して届け出や契約の締結を終了させると同時に、近所の方への挨拶を行ないます。RC造の建築物は構造が堅牢なため工事に関わる騒音や振動、運搬用のダンプカーなどの大型車両の出入りなどを口頭で説明し、挨拶を行なって理解を得る必要があります。これは近隣住民とのトラブルを回避し工事を速やかに終了させるために行なう、欠かせない方法の一つなのです。
STEP3 足場や養生シートを設置する
現場調査や近隣への挨拶後、いよいよ具体的な工事方法に取り組んでいきます。まずは、足場や養生シートの設置になります。特にRC造の建築物は、コンクリートを壊す際に発生する粉塵の飛散を防ぐためにも、足場や養生シートの設置には細心の注意を払う必要があります。工事の安全面を考慮する上でも「もしも」の事態を完全に払拭するため、万全を期してこの作業を行ないます。
STEP4 建物内部解体を行う
足場、養生シート設置後、建物内部の解体を進めていきます。内部解体を行う際に気を付けたいのが、廃棄物の種類ごとの選別です。ここでは一般廃棄物扱いや再資源化への選別などと併せて所有者への確認が求められます。また吹き付け石綿の除去など特定建設資材の処置も必要です。これらの工程を完了させるために圧砕機やブレーカーなどの重機を使用しつつ、人手を配って建物内部解体をすすめていきます。
STEP5 上屋解体を行う
建物の内部解体が終了したら上屋解体を行います。方法としては間仕切り壁を撤去し上階の上スラブの撤去、屋根の撤去と続いて最後に外壁を撤去します。またコンクリート破砕の際に多量の粉塵が発生するため、大量の水の散水も必要になります。上屋解体は細心の注意と配慮が求められます。
STEP6 基礎の解体を行う
上屋の解体後、基礎の解体です。基礎という部分はその建物を長年に渡って支え続けていた部位です。当然ながら基礎を構成する鉄筋やコンクリートの厚みと梁せいが大きく、そしてそれらが地中にあるため工事に膨大な費用のかかる場所となります。
STEP7 地中障害物の解体を行う
地中障害物の解体は、解体工事の最終段階に入る方法になります。地中には基礎以外に浄化槽や便槽、水道管、地中杭といったものもあり、それらは全面撤去しなければなりません。また便槽などの汚物抜き取りの際には消毒も行う必要があります。
STEP8 埋戻して整地する
RC造の建築物の解体工事は、埋戻して整地し、更地にすることによって完了します。工事によって発生した廃棄物や搬入した機器、仮設等を撤去して埋戻しを行ない、整地して現状に回復します。埋戻し工事はRC造の建築物の基礎部分が大きいため必要になります。重機を用いて転圧を施し、丁寧に原状回復へ進めます。
空き家解体 施工事例
RE-BORNでは年間〇〇棟の解体工事を施工しております。数多くの実績の中から、お客様のお住まいに関するお悩みの参考になる様々な事例を厳選してご紹介いたします。