臨機応変な対応が求められる店舗の内装解体
飲食店を中心とした店舗の内装解体では、個室用の間仕切りやカウンターなどの造作物や設備の撤去が必要なのはもちろん、新設したガスや水道の撤去が必要になるケースもあります。
また、入居時の契約やオーナーとの相談内容にあわせた部分解体など臨機応変な細かい対応が求められます。
多種多様な店舗が存在する関東エリアですが、内装材もまた様々な種類が使用されているのが特徴です。RE BORNでは丁寧な解体作業で建設リサイクル法及び産業廃棄物処理法に則り分別解体いたします。
解体を行なう店舗の種別
店舗の内装解体工事は、以下に整理した建物で実施します。大型施設、単独店舗、テナント入居型店舗など、様々なジャンルの店舗内装を解体してまいりました。
テナントに入居している店舗
テナントビル等に入居しているテナント店舗の解体
独立型の店舗(個人店など)
ひとつの建物が店舗になっている単独店舗の解体
大型施設
施設全体や、施設の一部分の内装解体
これまでに解体した店舗例
食事処 | 喫茶店 | ラーメン店 | ファーストフード | 回転寿司 | レストラン |
ファミレス | 居酒屋 | 料亭 | スナック | 物販 | 各種販売店 |
カラオケBOX | コンビニ | ネットカフェ | 各種教室 | スタジオ | 事務所等 |
私たちが手掛けた店舗内装解体
RE-BORNでは埼玉県三郷市を中心に年間約100棟の解体工事を施工しております。数多くの解体実績の中から、お客様のお住まいに関するお悩みの参考になる様々な事例を厳選してご紹介いたします。
店舗解体の施工方法
店舗の内装解体工事は、以下に整理した建物で実施します。大型施設、単独店舗、テナント入居型店舗など、様々なジャンルの店舗内装を解体してまいりました。
①原状回復
原状回復工事とは、店舗の内装を入居前の状態へ解体する工事のことです。主に賃貸物件から退去する際に実施されます。
建物に当初からあったものをそのままの状態として、賃貸物件や事務所、テナントに追加したものだけ解体・撤去します。また、建物が破損している場合には、対象箇所を修繕しなければなりません。
ちなみに当初から家具や設備が設置してある場合には、対象となる設備・家具もまとめて元通りにします。
②スケルトン工事
スケルトン工事とは店舗の内装だけでなく壁やタイルなどもすべて解体し、梁や床といった建物構造躯体部分だけを残す解体方法です。
解体工事が完了した後は、構造部がむき出しの状態となります。例えば、当初からむき出しの状態で借りた場合や、契約書に「スケルトンにて明け渡しとすること」という条件が記載されている場合にスケルトン工事が必要です。
③内装解体
内装解体工事とは、内装のカウンターや内部造作物などを解体する方法です。不要な内装を撤去したい場合に実施され、床や壁はそのままにしておく場合が多いです。
解体する範囲は定められていないため、所有者と話し合いながら解体します。特に、次に物件を利用する方法が決まっている場合は、解体前にどこを残すのか入念に話し合ってから工事に取り掛かります。
主に、建物の構造部には触れず「内装」に該当する次のポイントだけ解体・撤去します。
床 | 天井 | 壁 | 扉 | キッチンの下地・仕上げ材 |
造作建具 | 設備 | 照明 | 配線 | 配管 |
坪数で考える店舗内装解体の費用相場
以下に坪数ごとの店舗内装解体の費用相場を掲載いたしました。内装解体で実施する作業は、建物の種類を問わずほとんど同じで、個人・法人によって金額差が生まれないのが特徴です。
坪数 | 相場価格 |
5坪 | 82,500円 |
10坪 | 165,000円 |
30坪 | 495,000円 |
50坪 | 825,000円 |
100坪 | 1,650,000円 |
店舗を解体する場合の注意点
内装解体全般に共通して言える事ですが、特に店舗の場合は造作家具・壁類が多いため、解体時に元々あった配管や配線まで傷つけてしまうと、その復旧が必要になってしまいます。こうなると余計な工事が必要になり、コストも期間もかかり、トラブルの元になります。
返却期日にご注意
賃貸の店舗の場合、明け渡しする返却日を決める事で店舗解体の納期も明確になります。
あまりぎりぎりになりますと、短納期で突貫工事になってしまいます。短納期になると工事にかかる人数も増えてコスト高の要因にもなりえますので、返却期日・納期にはなるべくゆとりを持たれる事をおすすめします。
テナントの場合、周辺のお店やビル管理会社との確認
テナント店舗を解体する場合、エレベーターの利用可能時間や、解体工事して良い時間などの制限があるケースもあります。
そのため、隣接店舗に迷惑がかからないような配慮も必要になるため、段取り良く施工を進めるためにも、弊社から随時確認致します。
店舗解体で出る、廃材、廃棄物や器具等
店舗の中には様々な設備があります。
大事な物や今後使用する物は退去時にお客様側で持ち出す事となりますが、不用品をそのまま置いておくと、弊社では残置物として廃棄処理致します。あまり量が多いと廃棄処理料金が若干上がる事もありますが、事前にお見積でお伝え致します。
特殊な器具やリサイクルが義務付けられている器材等は、別途リサイクル費用が発生するため、あらかじめお見積致します。
解体工事の流れ
飲食店を例に解体工事の手順をご紹介します。 返却期日までに解体工事を終わらせて返却できるように、おおまかな流れの順を追って見てみましょう。
よくある質問
店舗の内装解体工事においてお客様から多くご質問頂く内容をまとめました。
Q1.内装解体にかかる日数どのくらい?
内装解体工事は工事面積によって変化します。10坪程度の工事なら2~3日で完了しますが、30坪を超えると1週間、さらに広い建物の内装解体工事では20日~1ヶ月必要になるケースもあるため、余裕を見たスケジュールを組んでおきましょう。
Q2.内装解体工事の足場が必要な条件とは?
床から届かない天井の解体工事が広範囲に及ぶ場合や、吹き抜け天井の解体工事では、足場の設置が必要です。内装解体工事の費用に加えて仮設費用が必要になるケースもあるため、事前に専門業者と打ち合わせしておきましょう。