| 施工地域 | 東京都墨田区八広 |
|---|---|
| 施工種別 | 鉄骨造(S造)中層マンション |
| 築年数 | 築25〜30年程度 |
| 施工内容 | 内装解体・分別撤去・スケルトン化 |
都市密集地・墨田区八広でのS造中層マンション内装解体工事
現場は、墨田区八広にあるS造(鉄骨造)中層マンション。
築年数の経過により建替え計画が進められ、全面解体に先立つ内装撤去工事のご依頼をいただきました。
周囲は住宅や店舗が立ち並ぶ密集地であり、騒音・粉塵・振動対策が不可欠。
加えて、搬出路となる道路幅が限られているため、資材搬出のタイミング調整や車両誘導も重要な工程でした。
内装解体前|現場確認・仮設準備
作業前には、各階の構造・間仕切り・配線・配管の状況を丁寧に調査。

仮設電気・防音パネル・養生シートを設置し、粉塵飛散と騒音を最小限に抑える環境を整えました。
ライフライン(電気・ガス・水道)の切り離しを完了後、内部の残置物撤去と内装解体の準備に着手しました。
内装解体中|分別撤去とスケルトン化の工程
内部の壁・天井・床を順次解体し、鉄骨フレームとコンクリート下地を残す作業を実施。





木材・石膏ボード・断熱材・サッシなどを材質ごとに分別し、廃材はフレコンバッグに詰めて仮置き場へ搬出しました。




特にS造建物では梁や柱の接合部が複雑なため、手作業による慎重な解体と火気使用エリアの明確化を徹底。



火花・破断音を抑えるための切断順序や散水による粉塵抑制も行いました。
内装解体後|スケルトン化完了
全フロアの内装撤去を終え、室内は鉄骨躯体のみが残るスケルトン状態へ。

梁・柱・床スラブが露出し、建物の骨格が明確に確認できる状態となりました。

残置物や瓦礫はすべて撤去済みで、床面清掃も完了。

次工程である本体解体(重機による鉄骨撤去)に安全に移行できる状態が整いました。
施工ポイントまとめ
✅ 鉄骨造(S造)の構造を把握した上での安全な内装解体
✅ 分別解体によるリサイクル対応・環境配慮型施工
✅ 防音・防塵・防火対策を徹底した都市部での安全作業
✅ スケルトン化後の整地・搬出動線を効率化
担当者コメント
今回の八広の現場は、狭小地かつ隣接建物が近い都市型のS造マンションでした。
解体中は粉塵の飛散を防ぐため、散水を継続しながら丁寧に分別撤去を進行。スタッフ全員が声を掛け合い、安全管理を徹底することで、予定工期内にスケルトン化を完了できました。
RE-BORNでは、今回のような中層・大型建物の解体にも柔軟に対応いたします。
周辺環境への配慮を第一に、安心・安全・確実な解体施工をお約束します。







